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赤ちゃんが泣き止まない・・|抱き方やへこおび・スリングで変わる親子の時間

赤ちゃんが抱っこしてもなかなか泣き止まなかったり、抱っこから下ろすとすぐに泣いてしまうことはありませんか?

「どうしたら泣き止んでくれるのかな・・」と、毎日の育児に悩む方も少ないないと思います。

そんなときは、抱っこの仕方を少し変えてみるのも一つの方法です。
赤ちゃんが心地良く感じる姿勢や、ママの体への負担を考えた抱っこを見つけることで、親子の時間が変わることがあります。今回は、助産師の視点から、赤ちゃんが安心しやすい抱っこの工夫と、へこおび・スリングを使った布の抱っこについてご紹介します。

1.赤ちゃんが泣き止まないときは、抱っこを見直してみよう

1-1.赤ちゃんが心地よく感じる「丸い抱っこ」とは?

1-1.赤ちゃんが心地よく感じる「丸い抱っこ」とは?

赤ちゃんが泣き止まないとき、おむつや授乳、室温などを確認しても泣き続けるなら、抱っこの姿勢を見直してみるのもよいでしょう。

赤ちゃんは、おなかの中にいたときのように、背中が自然に丸みを帯び、手足を無理なく動かせる姿勢で安心することがあります。こうした姿勢を大切にした抱っこを、ここでは「丸い抱っこ」と呼びます。

赤ちゃんの体を腕や手で支えながら、背中やおしりが自然な丸みを保てるように抱いてみましょう。首が不安定な時期は、首や頭もしっかり支えることが大切です。

ただし、赤ちゃんが泣く理由はさまざまで、丸い抱っこをすれば必ず泣き止むわけではありません。大切なのは、赤ちゃんの表情や呼吸、体の力の入り方を見ながら、その子にとって心地よい姿勢を探していくことです。

1-2.抱っこの仕方を変えると、赤ちゃんもママも楽になることがある

赤ちゃんが泣き止まないとき、「もっと頑張って抱っこしなくては」と思っていませんか?でも、ママが一生懸命に抱っこしていても、赤ちゃんにとって落ち着きにくい姿勢になっていることがあります。

赤ちゃんの体をどこで支えるか、ママと赤ちゃんの体がどれくらい密着しているか、首や背中が無理な姿勢になっていないか。こうした点を少し調整するだけで、赤ちゃんが落ち着きやすくなることがあります。また、ママの腕や肩にかかる負担が軽くなれば、抱っこを続けることへのつらさも変わってくるでしょう。

抱っこは、ただ赤ちゃんを持ち上げることではありません。赤ちゃんの様子を感じながら、親子が心地よく過ごせる方法を見つけていく時間でもあります。

2.へこおび・スリングで変わる、親子の抱っこ時間

2-1.布で包む抱っこならではの心地よさ

赤ちゃんが泣き止まないときの選択肢として、へこおびやスリングを使った布の抱っこもあります。

へこおびやスリングは、布を使って赤ちゃんの体を包み込むように支える抱っこ用品です。布が赤ちゃんの背中やおしりに沿ってフィットするため、赤ちゃんの体の自然な丸みを保ちやすく、ママと赤ちゃんが密着した抱っこをしやすいという特徴があります。

赤ちゃんの体を布で包み、ママの胸元でぴったりと支えることで、手で抱っこしているときとはまた違った一体感が生まれます。赤ちゃんによっては、この包まれるような感覚や、ママの体温、心臓の音を近くに感じることで落ち着きやすくなることがあります。

ベビーキャリーとは異なる、布ならではの柔らかなフィット感も魅力です。ただし、赤ちゃんの好みや体格、月齢によって合う方法は違います。使用するときは、顔が常に見え、鼻や口が布やママの体でふさがれないようにし、呼吸が妨げられない姿勢を保つことが大切です。

2-2.ベビーキャリーとの違いと、親子に合った抱っこの選び方

大型のベビー用品店などでよく見かける、肩や腰にベルトを装着して使うタイプのベビーキャリー(一般的なベルトタイプの抱っこひも)は、赤ちゃんを支えながら両手を使いやすく、外出や家事などにも便利なアイテムです。

一方、へこおびやスリングは、布を赤ちゃんの体に沿わせて包み込むように支えるため、布ならではの密着感や柔らかなフィット感を得やすいという特徴があります。赤ちゃんの自然な丸みを大切にした抱っこをしたいときに、選択肢の一つになります。

どちらが優れているということではなく、大切なのは赤ちゃんとママに合っているかどうかです。ベビーキャリーで快適に過ごせる親子もいれば、布の抱っこのほうが心地よく感じる親子もいます。赤ちゃんの成長や体格、ママの体への負担、使う場面に合わせて選びましょう。

「うちの子にはどんな抱っこが合うの?」「スリングやへこおびを使ってみたいけれど、使い方がわからない」という方は、助産師に相談するのもおすすめです。はな助産院では、親子の様子を見ながら、無理なく続けられる抱っこの方法を一緒に考えます。

赤ちゃんが泣き止まないとき、ママの頑張りが足りないわけではありません。親子に合った抱っこを見つけることで、毎日の育児が少しでも心地よい時間になるよう、お手伝いできればと思っています。